
会社や職場でいろんな問題にうまく対処できない・・・。
先輩や上司みたいにどうすれば問題を解決できるんだろ・・・。
今回の記事はこんな悩みを持ったあなたのための記事

問題や課題を解決する方法を知りたい

論理的に物事を解決できるようになりたい
本記事の内容
②本・世界一やさしい問題解決の授業の予約・レビュー
問題や課題を解決する能力は社会人にとっては必須です。
・職場で起こっている問題に対処するための方法
このような問題を解決する能力のことを問題解決能力といいます。
職場で出世したい、仕事ができる人になりたいと思っている人にとってはこの問題解決能力をみにつけることをおすすめします。
今回は問題解決能力を最もわかりやすく説明している書籍・世界一やさしい問題解決の授業についてレビューしていきます。
会社、職場で出世するには問題解決能力が必須
そもそも問題解決能力とは?
本書において問題解決能力とは
2.問題の原因を見極め
3.効果的な打ち手を考え
4.確実に実行する
2.「時間がなくて解けないのか?そもそも基本的な概念を理解していないのか?」
3.「時間がないのなら早く解けるように練習、概念を理解していないのなら分かる人に詳しく教えてもらう」などの対策を考える
4.それらを確実に実行
問題解決能力を身につけられるとどんなことができるか?
・周りから「あいつは仕事ができるやつだ」といった評価
『自分で考え、行動する』
という力を身につけることができるからです。
この能力を身につけられている人はどんな会社にいても重宝されるでしょう。
問題解決能力がある人は他の人にとったら「絶対に無理だ・・・」といった問題に対しても
・問題の原因を見極め
・その問題を解決するための対策を考え
・確実に実行する
という能力を持っているからです。
どうやったら問題解決能力を身に着けられるか?
問題解決能力をみにつけるためには
2・実際の問題に対して、問題解決の手順に沿って練習

こちらの本では問題解決の方法について、誰にとってもわかりやすく紹介されています。
大人だけではなく、小学生や中学生でもわかるような例をとって説明されている本です。
世界一やさしい問題解決の授業の要約・レビュー
世界一やさしい問題解決の授業

著者は渡辺健介さんです。
この方はイェール大学を卒業したあと、あの有名なコンサル会社、マッキンゼーに就職した超エリートです。
そのマッキンゼーを退職したあと、会社を設立し本書を執筆されました。
この世界一やさしい問題解決の授業はシリーズを通して50万部以上を売り上げ、25カ国、15言語以上の地域で発売されているベストセラーとなっています。
世界一やさしい問題解決の授業の要約
本書は3章構成となっています。
章ごとに見ていくと
1限目 問題解決能力を身につけよう
この章では「問題解決能力とはなにか?」という説明が書かれています。
問題を解決できる人を「問題解決キッズ」と呼び、問題解決能力の重要さを説いています。
また、問題の原因を探す際に使える『分解の木』を紹介しています。
この分解の木とは問題の原因を見つけ出すときに漏れなく探し出すときや問題の対策をするときにどんなアイデアがあるか漏れなく洗い出す際に使われるというものです。
この分解の木は実際の仕事でも役に立ちます。
2限目 問題の原因を見極め、打ち手を考える
この章では中学生バンド「キノコLovers」が学校内でたくさんの学生にライブに来てもらうにはどうすればいいのかということを見ていきます。
問題の解決手順は以下のとおりです。
1A 原因としてありえるものを洗い出す
1B 原因の仮説を立てる
1C どんな分析をするか考え、情報を集める
1D 分析する
2.打ち手を考える
2A 打ち手のアイデアを幅広く洗い出す
2B 最適な打ち手を選択する
2C 実行プランを作成する
これらの問題解決の手順を用いて、最初は学校の体育館で行ったライブにお客さんが10人しか来なかった「キノコLovers」がゆくゆくは体育館を満員にするまでの過程を見ていきます。
無理難題と思える問題でも「原因を見極め、対策を漏れなく洗い出して、確実に実行する」という手順で達成できることを教えてくれます。
3限目 目標を達成し、達成する方法を決める
この章ではパソコンが欲しいタローくんがどうすれば人にお金を借りることなくパソコンを手に入れることができるかという物語を見ていきます。
問題を解決する人は常に具体的な目標を持っていて、その達成のために長期的な目標と短期的な目標を持っています。
この章の主役であるタローくんは長期的な目標にCG映画監督になる、短期的な目標にパソコンを買うという目的があります。
そのパソコンを買うためには
2.目標と現状のギャップを明確にする
3.仮説を立てる
3A 選択肢を幅広く洗い出す
3B 選択肢を絞り込んで仮説を立てる
4.仮設が正しいかチェックする
4A 仮説に沿って情報を集める
4B データを分析し、チェックする
最初は「お金を借りないでパソコンを買うなんて無理だ」と思っていたタロー君ですが目標を決め、現状とのギャップを確認し、分解の木を使ってお金を得るアイデアを幅広く洗い出します。
そして、いくら収入を得る事ができるか仮設を立て、その仮設を検証し、実行に移します。
これらの手順を踏むことで見事、タローくんはパソコンを買うことができました。
この章では目標を立て、そのギャップを確認し、仮設を建てることの重要性を説いています。
世界一やさしい問題解決の授業のレビュー
問題解決能力を身につけるための考え方をわかりやすく伝えてくれる本です。
この1冊を読んで実際の問題に対して、この本通りに考えていくことで問題解決能力を身に着けていくことができるなと思います。
会社で働いていると
・無理難題と思えるような問題
などに遭遇します。
そんなときにこの本で紹介されている問題解決能力を身につけることができるとそのような無理難題も1つ1つ分解していって、解決できるのだと思います。
「周りの人よりも仕事ができるようになりたい」
「夢や目標があるけど何から手を付けたらわからない」
といった人に対して、どうしたら自分のありたい姿になれることがわかる1冊なのでおすすめです。

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